ヘタウマ - Led Zeppelin

starman21122007-11-14

く久し振りにレッド・ツェッペリンを聴いた。2003年にリリースされた『 伝説のライヴ - How The West Was Won』で1972年カリフォルニアでのライヴを収録したものだ。 最近聞いた話によると変死したJohn Bonhamの息子と共に久し振りのライヴをするそうだが、このアルバムはもちろん自分がZeppを知る前の全盛期のライヴでなかなか面白かった。 ZeppはRushを知る前の中学生の頃にKing Crimsonと同時に大好きだったバンドでかなり聴きまくっていて、当時の友人と将来ミュージシャンになるなんて無謀な夢を真面目に抱いたりしていた。(後にRushを聴いてその無謀さを思い知らされた訳だが) 当然Zeppをリアルでライヴを観れる世代ではなかったので狂熱のライヴを聴くのが精一杯だったが、後に代々木や西新宿で海賊盤を手に入れる機会を得た。 しかしながら、そこで聴いた修正を加えられていない海賊盤でのJimmy Pageのパフォーマンスは、それまで聴いたスタジオ盤や狂熱のライヴとあまりにも違っていて大きなショックを受けたものだ。 それ以来、Zeppを聴く機会がほとんどなくなってしまったのだった。 確かAlex LifesonはZeppのライヴを観てあまりにも違うパフォーマンスにショックを受けて『ライヴで演奏できないものはスタジオ盤に入れない』というRushのポリシーを作ったと聞いた事があるが、全く同感だ。(彼らの高度な演奏は他のバンドと比較にならないほどの練習量にあるともいわれているが、天性のセンスによるものの方が大きいと思うけどね)
で、この『 伝説のライヴ - How The West Was Won』だが、やはりJimmy Pageのプロデュースで彼のヘタはしっかりヘタウマに修正されてファンにはたまらない代物に仕上がっていた。 これを聴いてJohn Paul JonesとJohn Bonhamの素晴らしさに改めて感動したのでした。


そろそろおせちの準備?