消費者金融(サラ金)
ストップ!借りすぎ(?)
- 契約内容をよくご確認ください。
- 収入と支出のバランスを大切に。
- 無理のない返済計画を。
とても軽いタッチとノリで消費者金融のTVコマーシャルが頻繁に延々と流れている。そしてそのコマーシャルの最後におまけのようにちょっとだけ捲くし立てるかのようにこれらのフレーズが一瞬流れる。 そう、それはまるで製薬会社のカゼ薬等のCMの最後におまけのように早口で流れる『ピンポン、用量・用法はよく読んで…』みたいな感じで。 他にも別途消費者金融7社共同で作成したとされるCMも流れていて、これは以前、公共広告機構が流していたドラッグ(薬物)撲滅キャンペーンのCMに少し似た感じだ。 こうしたCMを観いていてふと、CM観て消費者金融から借金するどれだけの人がここで言っているような自己管理を出来るのだろうか、とても疑問に思う。 いわゆる"3K"と呼ばれる『高金利』、『過剰融資』、『過酷な取り立て』という独特なビジネスモデルで数々の社会問題を引き起こしたり不祥事を繰り返してきたにもかかわらず、企業努力と業界への多くの天下りや族議員にも支えられ大きく成長してきた。 このような他の国では例を見ない日本独特のこのサラリーマン金融ビジネスという巨大産業はいったい今後どこに向かっていくのだろうか? 日経のコラムを読んでいたらふとそんなことを考えてしまった。