WAR DANCE ウォー・ダンス -響け僕らの鼓動-

最近観て感動した映画をもう1本 〜 『WAR DANCE ウォー・ダンス -響け僕らの鼓動-』というドキュメンタリー映画。

反政府武装組織が兵士を補充するために子供達を拉致したり、悲惨な殺戮などが横行するウガンダ北部の紛争危険地域にある避難民キャンプで暮らす心に大きな傷を持った子供達が歌や踊りを通して希望を見出すドキュメンタリー映画。

先日観たYoung@Heartもそうだけど、人間が生きる上で音楽やダンスなど芸術の必要性と重要性が再認識させられます。

2007年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネートやサンダンス映画祭2007ドキュメンタリー部門監督賞受賞した作品であるにもかかわらず、日本での公開は非常に限定的過ぎて残念です。
日本の映画館はブラッド・ピットやキアヌ・リーブスなどの有名人が出演してないとビジネスにならないと思っているのかな?　個人的には日本でもいい映画を観たいと思っている人はたくさんいると思うけど…　取り敢えず自分は幸い観れる環境にあったことに感謝するのと同時に、他にも可能な人は是非観てもらいたい作品です。　すぐに何か行動を起こすとかいうことではなく、こうした現実がある事を知っておく事が先ず大事だし、我々はそれを知る事ができる恵まれた環境にいるわけだから。

朝の10:30から渋谷のUPLINK Xで上映されてます。(年始の1/3-9は20:50の夜の部もあるようです)