洞爺湖サミットって？？
先日ＴＶを点けたら石原慎太郎都知事が物凄い剣幕で怒りまくっていた。 内容を聞くと例の洞爺湖サミットの情けない結果に怒っていた。 俺も全くの同感だ。 最初っから官僚の作った紙を読むだけの何とも恥ずかしくて情けない議長〜福田首相、この世界経済やオイル等多くの緊急課題が山積で、この各国代表が揃った機会に話し合う事が急務であるにもかかわらず、無能な議長は少しのリーダーシップを発揮できる事もなく、予め用意されてたエコとか環境とかズレた話題に終始して何も結果を出せなかった。
しかしながら国内の新聞やＴＶ等の報道を観ていると、今回のサミットの結果についてどれも成功だとかポジティブな評価をしていたので、自分が感じた事とのあまりにも大きなギャップに驚いてしまった。 読売新聞の高い評価や、日経では福田内閣支持率回復など…信じられない記事ばかりで、これはいったいどういうことなのか、全く理解できなかった。 福田首相は成功だとガッツポーズまでしたとか言ってるし。 自分が見聞きして感じた事が全く間違っているのではないかと・・・ 感じ方がおかしいのではないかと。
で、この前の石原都知事の『怒り記者会見』だった。 同様の感想を持っている人がいたので意外にもホッとしてしまった。
３年前にロンドンで開催されたサミットの１０倍もコストがかかったというのも驚きだし、なにが環境問題なんだろう。 開催地から離れたここ東京でも警察や機動隊の多くのバスがエンジンかけっぱなしずっと駐車してるし。 折角首脳が集まってホットな課題を議論できる絶好の機会なのに、事務方が準備してきた内容を読むだけなら必要ないのではないだろうか。 ただのセレモニーでしかないのなら、ＴＶ会議でやるなりオリンピックのように４年に１回でも十分ではないだろうか。 今回のかかったコストで４００万人ものエイズ患者を治療できるそうだ。 もういったい、どうなっているのやら。
